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お知らせ

日本脳炎ワクチン出荷調整に伴う対応について

  • 2021年02月05日掲載
  • お知らせ

    今、日脳ワクチンの供給量が減っているため,出荷量の調整が行われています。
    2020年度と比較して、2021年度は、80万本程度供給量が減少する見込みです。
    一方、2022年度は増産を行い、本年度と比較して160万本程度 供給量が増加する見込みです。

    そこで,2021年度中は以下の対応へのご協力をお願いいたします.

    ① 日本脳炎1期1回目と2回目は接種年齢になったら速やかに接種しましょう.

    ②1期追加(3回目),2期(4回目)は,ワクチンが安定供給されるまで接種を待ってください.
    ただし,間隔が空いても残りの回数を確実に接種することが大切です.
    定期接種で受けられる年齢を過ぎないように2021年度内に接種しましょう.

    定期接種で受けられる年齢の上限が近づいている場合は,定期接種で受けられる年齢を過ぎないように接種してください.
     
    ④各医療機関は,必要量に見合う日脳ワクチンを購入ください。
     
    ※定期接種の期間
    1期(1~3回目接種)は、生後6か月から生後90か月に至るまで、2期(4回目接種)は、9歳以上13歳未満が対象。
    このほか、特例措置として、2007(平成19)年4月2日から2009(平成21)年10月1日生まれの者は、9歳以上13歳未満の間に、定期接種として1期の接種が可能。
    また、1995(平成7)年4月2日から2007(平成19)年4月1日生まれで、20歳未満の者については、4回の接種が終了していない場合には、定期接種として1期及び2期の接種が可能。1)

    1) 厚生労働省健康局課長通知 健健発0115第1号 令和3年1月15日https://www.mhlw.go.jp/content/000720641.pdf
    2) 日本脳炎Q&A第5版:国立感染症研究所 感染症疫学センター、同ウイルス第一部https://www.niid.go.jp/niid/ja/jeqa.html