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ワクチンと病気について

ワクチン情報

腸チフスワクチン

  • 2025-12-21
  • 任意接種
  • 不活化ワクチン
  • 渡航者

腸チフスワクチンについて 

商品名:国内承認済みワクチン:タイフィムブイアイ®
    輸入:Typbar TCV®
予防できる病気腸チフス
ワクチンの種類タイフィムブイアイ®:不活化ワクチン
Typbar TCV®:不活化ワクチン
定期/任意/輸入
任意ワクチン:タイフィムブイアイ®(2歳以上が対象)
輸入ワクチン:Typbar TCV®(生後6か月以上~45歳で使用可能)
接種回数
1回(タイフィムブイアイ®)筋肉内注射、皮下でも可
1回(Typbar TCV®)筋肉内注射
接種量
0.5ml(タイフィムブイアイ®)
0.5ml(Typbar TCV®)
接種間隔
2-3年毎(タイフィムブイアイ®)
3-5年毎(Typbar TCV®)
費用
1回約7000-1万円(タイフィムブイアイ®)
1回約15000円程度(Typbar TCV®:施設により異なる)

ワクチンの効果

タイフィムブイアイ®が2025年6月30日に日本で発売となり任意接種することが可能となりました。有効期間が2年でおよそ55-74%程度の効果があるとされています。多糖体ワクチンであるタイフィムブイアイ®に対して、Typbar TCV®とよばれる結合型ワクチンがあります。こちらは有効性(87.1%)・持続性に優れ5)、輸入ワクチンとして使用されています。生後6か月以上の小児にも使用できることより、WHOは腸チフス流行国の6か月以上の乳幼児・小児の定期接種にTypbar TCV®を推奨しています1、4)

どんな人にお勧め?

腸チフスが流行している国への旅行者や、チフス菌やチフス菌を持っている人との接触があった人に勧められています。

接種スケジュール作成のポイント

タイフィムブイアイ®は1回接種(筋肉内注射)です。2、3年経つと再接種が必要です。接種して2週間後から効果が現れます。感染リスクが続く場合は、2年ごとの再接種が推奨されます。
Typbar TCV®は5‐7年程度抗体保持をしているという報告4)がありますが、流行地域において自然ブースティングが生じる可能性が示唆されており、さらなる調査が必要だとされています。渡航ワクチンとして接種する場合には3-5年ごとの再接種が望ましいでしょう。

ワクチンの副反応

タイフィムブイアイ®接種による副反応は、注射部位疼痛(74.0%)倦怠感(11.5%)筋肉痛(49.0%)と報告されているが、重大な有害事象は認められていません。
Typbar TCV®接種による一般的な副反応(発熱、疼痛、腫脹)以外に、腸チフスワクチンに特異的な副反応報告はありません。

ワクチンの禁忌

タイフィムブイアイ®もTypbar TCV®もともに過去にそれぞれのワクチンによる全身過敏反応が起きた方は禁忌です。
タイフィムブイアイ®は2歳未満の人には免疫ができないので勧められていません。

参考文献・サイト

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