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【予防接種推進専門協議会】百日咳流行に伴うワクチン接種に関するお願い
- 2025-05-23
- ワクチン情報
【予防接種推進専門協議会】百日咳流行に伴うワクチン接種に関するお願い
予防接種推進協議会から「百日咳流行に伴うワクチン接種に関するお願い 」を公開しました。
全国的に百日咳の流行が拡大しており、乳児を中心に死亡例を含む重症例が報告されています。更に薬剤耐性の問題もあり、有効な治療手段が限られており、百日せき含有ワクチンの接種による予防が各学会から推奨されています。
小児に対しては、定期接種である生後2か月からの5種混合ワクチン(DPT-IPV/Hib)に加え、就学前児への三種混合ワクチン(DPT)の追加接種や、11~12歳児に対する二種混合ワクチン(DT)接種の代替としてのDPT任意接種が推奨されています。さらに、妊婦に対するDPT接種は、移行抗体により生後2か月未満の乳児を百日咳から守る有効な手段として、紹介されています。
三種混合ワクチン(DPT)の需要が高まる中、重症化リスクの高い早期乳児への感染を防ぐための接種を最優先とし、次いで乳児と頻回に接触する感受性者への接種を推奨します。
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