お知らせ
風疹第5期定期接種は2022年3月まで!!
- 2021-02-13
- お知らせ
40-50代の男性にお伝えしたいことがあります!!
1962-1979年度生まれ(無に(62)泣く(79)世代)の男性が、
無料で風疹抗体検査+風疹ワクチンを受けられる制度があります。
現在、新型コロナワクチンが注目されています。
しかし、ワクチンで確実に予防ができるとわかっているワクチンは、他にもたくさんあります。
そのうちのひとつが、風疹ワクチンです。
この制度では.、風疹ワクチンを接種した方が良いかどうか判断するために、抗体検査をまずうけることが必要です。
参照:MRワクチンについてはこちら
Q1.どうして風疹の抗体検査をうける必要があるのですか?
2000年4月以降に産まれた子供たちは、風疹ワクチンを小児期に2回接種しています(1歳と5歳)。
しかし、40-50代の方々(特に1962-1979年生まれの男性)は、当時の予防接種制度の影響で小児期に風疹ワクチンを接種していない年代にあたるからです。
そして、この世代の風疹感染が、近年の風疹大流行の発端となりました。
その多くは職場内感染および家族内感染が原因です。
まずはご自身に風疹に対する免疫があるかどうか、抗体検査で確認しましょう。
厚生労働省は2019年から3年間限定で、この抗体検査を無料でできる制度を実施しています(2022年3月末まで!)。
制度実施から2年が経過しようしていますが、この制度を利用し抗体検査を受けた人は、対象者の2割に満たないことがわかっています。
・職場健診の採血で一緒に検査ができます。
あなたが自宅に届いたクーポンを健診申込時に申請するだけです。
・健診の機会がない/またはすでに健診を終えた方は、受託医療機関*で検査ができます。
・かかりつけのある方は、かかりつけ医が受託医療機関かどうか、主治医に確認してみてください。こちらからも検索可能です。
*受託医療機関:無料の抗体検査が実施できる医療機関リストは、ご自宅に届く案内に同封されています。
風疹の抗体(免疫)がないとわかれば、無料で風疹を含むワクチン(麻疹も含めた麻疹・風疹ワクチン)も1回接種できます。
いずれも、自費で行うと、抗体検査 :4,000-6,000円+初/再診代、ワクチン代金:1万円前後(注:いずれも施設の設定金額による)かかります。
このお得な制度は無料ですから、利用しない手はありません。
Q2.なぜ、風疹を予防する必要があるのですか?
風疹はたとえ本人が重症化しなくても、同僚の奥様やご自身のパートナーが妊娠した場合、
間接的にそのお腹の中の赤ちゃんが奇形となるリスクに晒すことになります。
風疹は、新型コロナウイルス感染症と比にならないほどの感染力をもちます。
参照:風疹についてはこちら
Q3.自宅にクーポンらしきものが見あたりません。
対象者には「風疹第5期定期接種」と書かれた封筒が郵送されているはずですが、2019年から開始されているので紛失している可能性もあります。
お手元にない場合は、各自治体にお問い合わせ頂ければ、再度郵送して下さいます。
お住まいの保健所・区役所などに"風疹の定期接種についてのお知らせを再送して欲しい"とお伝えください。
Q4.対象者じゃないけど、抗体検査をうける方法はありますか?
40-50代の男性以外でも、20代以上の男女で風疹抗体が足りていないことがわかっています。
参照:年代で見て不足しているワクチンはこちら
今の21歳以下の男女は、小児期に2回の風疹ワクチン(麻疹・風疹ワクチン)を接種するような制度となっていますが、22歳以上の人は、0~1回接種しか受けていなくて、本来望ましい2回のワクチンを接種していない可能性があります。母子手帳を調べてみてください。2回接種の記録がなければ接種しましょう(この場合は有料になります)。
また、風疹第5期定期接種対象者以外の人でも、下記の方に対しては、
多くの自治体が無料(または助成金あり)で、風疹の抗体検査またはワクチン接種が可能な制度を設けています。
・パートナーが妊娠希望である男性
・妊娠希望の女性 など
お住まいの自治体によるので、ぜひインターネットなどで検索してみてください。
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