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がん教育推進のための教材の改訂

  • 2021年06月01日掲載
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    学校でのがん教育の基軸となる「がん教育推進のための教材」が改訂されました。
    「がんの予防」の中に、ウイルスの感染が原因となるがんには、ワクチンの接種により予防することができるものがあることが追加されました。

    以下「がん教育推進のための教材」の抜粋(7ページ)
    (3) 感染対策
    胃がん,肝がん,子宮頸がんなどは,ウイルスや細菌等の感染が原因で発生するものが多いと言われています。これらのがんへの対策として検査があります。例えば,胃がんの原因の多くはピロリ菌感染によるもので,肝臓がんの原因の大部分は肝炎ウイルスの感染によるものです。ピロリ菌の検査は医療機関で受けることができ,肝炎ウイルスの検査は医療機関に加え, 地域の保健所でも受けることができます。また,ウイルスの感染が原因となるがんには,ワクチ ンの接種により,予防することができるものもあります。(※1)
    ※1 子宮頸がんについては, 「日本では,小学校6年~高校1年相当の女の子を対象に,子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピロ ーマウイルス) の感染を防ぐワクチンの接種を提供しています。HPVの感染を防ぐことで,将来の子宮頸がんを予防できると期待 されています。 」 (厚生労働省 「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ」 (概要版))