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ワクチンと病気について

ワクチン情報

BCGワクチン

  • 2018.06.01
  • 定期接種
  • 生ワクチン
  • 小児

BCGワクチンについて

商品名:乾燥BCGワクチン®(経皮用)

予防できる病気

結核

ワクチンの種類

生ワクチン

定期/任意

定期接種

接種回数

1回

接種量

0.15ml(皮膚に塗り広げた後に針の付いたスタンプで押す)

接種間隔

なし

費用

定期接種のため無料

ワクチンの効果

 BCG接種は小児の結核性髄膜炎(けっかくせいずいまくえん)や粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)の発病防止に有効です。

 

どんな人にお勧め?

 生後5-8か月の乳児が対象ですが、その後も1歳未満であれば公費で接種可能です。

 

接種スケジュール作成のポイント

 以前は、接種開始時期は生後3か月からでしたが、現在では生後5か月からのため、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、DPT-IPVワクチンを先に接種しておきましょう。
 また、自治体によって集団接種か個別接種か異なるため、確認しましょう。個別接種の場合は、他のワクチンと同時接種が可能です。

 

ワクチンの副反応

 接種してから2週間以降(通常は約1ヶ月以降)に接種した部位が赤くなったり、しこりや腫れ、かさぶた、膿の入った水ぶくれができることがありますが、これは副反応ではなく接種すると通常みられる反応です。この反応は1-3か月で消えます。


 副反応としてよく知られているのはリンパ節腫脹(主に脇のリンパ節のはれ)や発疹などがありますが、いずれも自然に消失します。また、骨炎、全身性のBCG感染症やアナフィラキシーも報告がありますが、これら非常に稀です。

 接種してから10日以内に同様の症状が現れることをコッホ現象といい、結核に感染している場合にこうなる場合があります¹。実際には、コッホ現象として厚生労働省に報告された814例(5年間)のうち重大な障害を認めた人はいませんでしたが、速やかに接種医療機関を受診して下さい¹。

 

ワクチンの禁忌

 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者,および免疫力抑制をきたす治療を受けている人は禁忌です。



参考サイト

1) 結核とBCGワクチンに関するQ&A 厚生労働省


2)乾燥BCGワクチンの副反応疑い報告状況について
  第27回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成29年度第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料