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ワクチンと病気について

ワクチン情報

破傷風トキソイド

  • 2018.06.01
  • 任意接種
  • 不活化ワクチン
  • 成人
  • 高齢者
  • 渡航者
  • 医療従事者

破傷風トキソイドについて 

商品名:沈降破傷風トキソイド(化血研、生研、北里第一三共)®

    破トキ「ビケンF」®、沈降破傷風トキソイドキット「タケダ」®

予防できる病気

破傷風

ワクチンの種類

トキソイド

定期/任意

定期接種

(四種混合(DPT-IPV)ワクチン:生後3か月-7歳半)

(二種混合(DT)ワクチン:11-12歳)

任意接種(上記以外の小児、成人)

接種回数

定期接種:DPT-IPV 4回+DT 1回

任意接種:1回+α

(出生年代によっては3回接種が推奨されます:下記参照)

接種量

0.5ml

接種間隔

小児の場合:

・DPT-IPV:①②③の間は20日以上(20-56日)、③④の間は6か月以上(12-18か月)あける

・DT:11-12歳に1回

成人の場合:

・1969年以降の出生の人:10年毎に1回

・1968年以前の出生または破傷風ワクチン接種歴のない人:基礎免疫として3回接種後、10年毎に1回(①②は1か月以上、②③は6か月以上あける)

費用

定期接種:無料

任意接種:

 4種混合:1回約 10,000円

 2種混合:1回約 4,000円

 破傷風単独:1回約 3,000円

破傷風トキソイドの効果

 破傷風の発症を予防できます。
正しく接種すれば、予防率ほぼ100%とされています。

 

どんな人にお勧め?

 基本的にすべてのひとが対象です。
特に、1968年以前に生まれた人は、過去に定期接種での破傷風ワクチン接種のない世代の方。1969年以降に生まれた方は、定期接種での三種混合ワクチン接種がある世代ですので、追加接種は三種混合ワクチンを使用します。
 
 屋外でけが(擦り傷や、血が出ない軽い傷も含みます)をすれば破傷風の可能性がありますので、ほぼすべての人に接種するメリットがあります。

 

接種スケジュール作成のポイント

 1968年以前に生まれた人は、破傷風を含むワクチンの定期接種が行われていなかったため、基礎免疫をもっていません。そのためまずは3回接種を推奨します。

 最初の3回で、破傷風菌の毒素を無力化する抗体が体内で作られます。これを基礎免疫と呼びます。基礎免疫があれば、追加接種1回だけで身体が思い出して抗体を作り始めますが、最初の3回が終わっていなければ、まず基礎免疫を得る、つまり3回接種を済ませる必要があります。

 

(参照:年齢でみる不足している可能性があるワクチン

 

破傷風トキソイドの副反応

 ワクチン接種による一般的な副反応以外に、破傷風トキソイドに特異的な副反応報告はありません。

 

破傷風トキソイドの禁忌

 破傷風トキソイドによる強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある場合以外に禁忌はありません。



参考サイト
1)外傷後の破傷風予防のための破傷風トキソイドワクチンおよび抗破傷風ヒト免疫グロブリン投与と破傷風の治療 vol.23 p4-5.  病原微生物検出情報(IASR). 国立感染症研究所 感染症情報センター.


2)破傷風. 厚生労働省.