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ワクチンのおはなし

ワクチンについて

ワクチンのはたらき

  • 2018.06.01

 ワクチンとは、病気の原因になる病原体や細菌の毒素の病原性や毒性を弱くしたり無くしたりしたものです。

ワクチンを接種することを予防接種といいます。


 ワクチンで予防できる病気をVPD(Vaccine Preventable Diseases)と呼びます。

VPDは現在、20種類以上あります。


 ワクチンには、2つの役割があります。

 VPDから「個人を守る(個人防衛)」「社会を守る(社会防衛)」の2つの役割です。

ワクチンを受けるとその病気に対する免疫(抵抗力)が、あらかじめ体の中につくられ、いざ本当の病原体が体の中に入ってきたときに、その人の感染症の発症あるいは重症化を予防することができます。

また、その地域の多くの人がワクチンを受けることで免疫をもっていると、集団の中に感染した人が出ても流行を抑えることができる「集団免疫効果」が発揮されます。これは、病気などでワクチンを接種することができない人を、病気から守ることにもつながります。


どうして、病気に自然に感染するよりも、ワクチンを打ったほうが良いのでしょうか。

 自然に感染して、体に免疫をつけてしまったほうが良いと考える方もおられるかもしれません。でも、感染症を発症することによって、いろいろな合併症を起こす危険性があります。そして、自分が病気にかかることにより、周りの人に病気を広げてしまい、その周りの人が合併症を起こすこともあります。

 自然に感染して合併症をおこすリスクと、ワクチンで病気を予防するメリットを考えれば、ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防するのが、最も良い方法です。