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ワクチンのおはなし

ワクチン豆知識

生ワクチンと不活化ワクチン

  • 2018.06.01

 ワクチンは、感染の原因となるウイルスや細菌をもとに作られています。

成分の違いから、大きく「生ワクチン」「不活化ワクチン」「トキソイド」に分けられます。

1.生ワクチン

 病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られたワクチンです。

2.不活化ワクチン

 病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を無くした(不活化、殺菌)ものを原材料として作られたワクチンです。

3.トキソイド

 病原体となる細菌が作る毒素だけを取り出し、毒素の毒性をなくして作られたワクチンです。

 


別の種類のワクチンを接種する場合の接種間隔

 あらかじめ混合されていない2種以上のワクチンを別々に接種する場合には、通常、生ワクチンの接種後、27日(4週間)以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。

また、不活化ワクチンの接種後、6日(1週間)以上の間隔をあけて次のワクチンを接種します。