ワクチンのお話
ワクチンについて
ワクチンの筋肉注射(筋注)
- 2021-03-15
成人にワクチンの筋肉注射をする場合の接種方法をご説明します。
接種のポイント
1.接種部位は、上腕三角筋
接種位置の目印:
肩峰から降ろした垂線と
前後の腋窩線の頂点(わきの下)を結ぶ線が交わる点
または
肩峰から2~3横指下
2.注射針の長さは、25㎜(痩せて皮下脂肪が薄い人は16~19㎜も可)
サイズは23~25G
3.針は根元まで刺します。
刺す角度は、皮膚に90度(垂直)に刺入します。
4.接種後は、軽く圧迫します。
接種位置の目印:
肩峰から降ろした垂線と
前後の腋窩線の頂点(わきの下)を結ぶ線が交わる点
または
肩峰から2~3横指下
2.注射針の長さは、25㎜(痩せて皮下脂肪が薄い人は16~19㎜も可)
サイズは23~25G
3.針は根元まで刺します。
刺す角度は、皮膚に90度(垂直)に刺入します。
4.接種後は、軽く圧迫します。
接種に当たっての注意点
1.針を刺した後に逆流の確認(内筒を引く)は必要ありません。
(三角筋中央部に太い血管はありません)
2.接種後に接種部位はもまないでください。
3.三角筋をつまみ上げないでください。
(皮下組織をつまみ上げると皮下注になる恐れがあります)
4.グローブは着用しなくても良いです。
(使用する場合は被接種者1人につき1回交換)
(三角筋中央部に太い血管はありません)
2.接種後に接種部位はもまないでください。
3.三角筋をつまみ上げないでください。
(皮下組織をつまみ上げると皮下注になる恐れがあります)
4.グローブは着用しなくても良いです。
(使用する場合は被接種者1人につき1回交換)
筋肉注射の解説動画(日本プライマリ・ケア連合学会ワクチンチーム監修)
新型コロナワクチン より安全な新しい筋注の方法 2021年3月版
新型コロナワクチン より安全な新しい筋注の方法 2021年3月版 ダイジェスト版
筋肉注射で接種するワクチン
新型コロナワクチン
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)
HPVワクチン
髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ®)
狂犬病ワクチン(ラビピュール®) など
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)
HPVワクチン
髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ®)
狂犬病ワクチン(ラビピュール®) など
筋肉注射で接種が可能なワクチン(筋肉注射または皮下注射)
A型肝炎
B型肝炎
破傷風トキソイド
B型肝炎
破傷風トキソイド
成人肺炎球菌(23価肺炎球菌)ワクチン など
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